Friday, November 29, 2013

遼、思い出の18番でイーグル狙う!




2011年10月26日16時27分






相性の良いこの大会で今季初優勝を狙う(撮影:上山敬太)

マイナビABCチャンピオンシップ 事前情報◇26日◇ABCゴルフ倶楽部(7,217ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」が兵庫県にあるABCゴルフ倶楽部を舞台に開催される。今季初優勝を狙う石川遼は、相性のいい今大会の攻略ポイントに今年も最終18番を挙げた。

 ABCGCの18番はグリーン手前に池が広がる名物とも言えるパー5。08年大会では、石川がウォーターショットを決めてプロ転向後ツアー初優勝を手にした思い出のホールでもある。この日のプロアマでも石川の同伴プレイヤーがウォーターショットにトライ。「ABCの18番というと、僕のショットを覚えてくださっているので、“やってみたい”という感じで」と笑顔を見せた。

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 例年硬く速いグリーンに仕上がる今大会だが、今年はグリーンが柔らかくボールが止まりやすいため、18番はイーグルを狙っていきたいホール。「プレーしていても楽しいし、18番のスタイルというか、相当な数の人が一望できる設計で、歴史ある大会にふさわしいホールだと思います」。盛り上がりが最高潮に達するフィニッシングホールで、池の上にファンを熱狂させる放物線を描いてみせるつもりだ。

 この日はグリップエンドを腹に当てる中尺パターでストロークをチェック。石川が使用しているL字タイプのパターはボールを繊細に扱える一方、手先を使いすぎるとミスに直結するため、オートマチックに打てる中尺パターでの練習で、バランスの良いストロークを体に叩き込んだ。グリーンは日に日に速くなっているが、「速くて難しいグリーンはやってて楽しいし、想像力を最大限にいかせる。相性は良いと感じますね」と不安はない。どこで流れをつかめるか。それだけが優勝の鍵を握りそうだ。

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